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アンニョンハセヨ!
在韓約10年になるアラフォー主婦の星あまなつです。
2022年3月に韓国の小学校に入学した娘がいるので、日本との違いを考えながら韓国の小学校について書いていこうと思います。韓国と日本の小学校の違い②:低学年で感じたこと
まず始めに入学式から。日本の小学校の入学式は4月ですよね。韓国はひと月早く3月に入学式があります。もちろん、新学期が始まるのも3月になります。
またひと学年の括り方も違います。日本では2014年4月2日生まれから2015年4月1日となりますよね。ですが、韓国では2015年1月1日生まれから2015年12月31日が同じ学年となります。うちの娘は早生まれなので日本では2年生ですが韓国では1年生となります。
娘は日本の入学式と韓国に入学式の両方を経験。きっと皆さんも経験されたように、校内の体育館などの広い場所に保護者が参列。皆が見守る中小学校入学のピカピカの一年生たちが入場。続いて校歌斉唱や校長先生、在校生からのお祝いメッセージなど。始まりから終わりまで大体の流れがある行事です。最後には桜の花と共に子供と保護者が写真を撮ったり記念に残る日と言う感じではないでしょうか?
ですが、韓国は…
コロナ禍だったからと言うのもありますが、日本のような入学式ではなく。親は見送りクラス内で担任の先生、クラスの友達と挨拶を交わす、モニター上で校長先生のお話を聞いたそうです。その後教室内で担任の先生に入学の記念写真を撮ってもらう。
保護者の出る幕なくとても簡易的な流れでした。なので、親が入学式の日どんな服着て行こうなど変に悩まなくても良かったです(;^ω^)子供も制服がないので普段着で登校しました。他のお子さんはおめかししてたり、ワンピースやドレスっぽい服を着ていたりもしました。
親としてこんな日じゃないと綺麗な服を着て子供と一緒に写真を撮る機会がないから、韓国の入学式の記念に残る親子写真がないのは少し残念に感じました。
学校指定のアプリがあり、それを通して翌日の準備物や注意事項が送られてきます。またアプリを通して子供たちの様子、どんなことを学んだか、写真や動画など見ることが出来ます。ただこれは担任の先生によるので細かいやり取りをする先生もいれば、そうでない先生も。
子供は毎日学校に慣れるため初めの内は校内オリエンテーションが続き、自己紹介、自分の名札作りなど勉強にすぐに取り組むのではなく意外とゆっくりな印象を受けました。それととてもいいことは給食が翌日くらいからすぐに始まったことです(*^_^*)
韓国の小学校に入学してほぼ一か月、ほぼ毎日お菓子を先生から頂いて帰ってきました。お菓子は学校的にありなのか?これも新入学生が適応するための学校側の配慮なのかとは思いますが…。初めは慣れないことでもらってばかりで申し訳ないと思い娘に先生へのお返しを持たせたこともありました。ですが、このお菓子は学校内の予算に入っており私は無駄に申し訳なく思っていたという( ;∀;)
この様にお菓子を学校でもらうので、子供たち自身も持って行ったりします。お菓子だけでなく関係ないお菓子プラスシール、カードなどを持参する子もいたり結構学校に関係ないものを持って行きトラブルが起きたりもありました。特にポケモンカード!!
制服、靴下や髪の毛のゴム、肩以上は髪の毛を束ねるなど。小学生の頃から結構学校の決まりがありました。
こちら韓国の小学校は、私服なので動きにくそうなワンピースやロングスカートで登校する子。まるでバカンスにでも行くの?と言う格好も。頭には大きなリボンのカチューシャ、ピカピカ光るアクセサリーなど学校に行く服装もお洒落合戦です。
日本でだと入学早々小学校1年生だとなかなかスマホを持っているお子さんが少ないのではないでしょうか?
一方韓国は、小学校入学と同時に結構持たせる親御さんも多いです。就学前後から習い事を始めている子がおり、学校が終わって直ぐに自宅には帰りません。どこに行くかというと塾の送迎バスで塾に直接行ってしまいます。ですので、子供と親同士の安否確認のため連絡ツールとして早くに持たせることが多いように感じます。
2年生になる直前にスマホを持たせました。その時クラス内で持ってなかったのは娘ともう一人の子の2人だけだったという( ゚Д゚)
実はスマホを持たせるまでは、学校の送迎を毎日していました。ですが、スマホを持たせてからは一人で登下校する宣言をしていたので私自身が楽になっています。